被災した東北の子どもたちが撮り続ける写真と文章を記録し続けるプロジェクト
3/11 Kids′ Photo Journal 岩手・宮城・福島の子どもたちが、
写真と記事で今の学校生活を伝えます。
3.11の記憶が薄れてきている人が多いのではないかと感じます。地元の現状を見ると、復興はまだまだ先だと感じます。しかし、少しずつ復興に近づいていることも事実です。被災地の現状をたくさんの人に知ってほしいです。
私の母校は東日本大震災により被災した。中学3年生間近の出来事であったので残る1年の中学校生活に対し大きな不安を抱えていた。先の事を考えれば考えるほど怖くなった。しかし、学校は無事始まった。近くの中学校がいくつか教室を貸してくれたのだ。そのほかにも全国各地から物資的な支援、励ましの手紙、修学旅行の招待などのおかげで通常通りに近い学校生活を送ることができた。私が卒業したあと仮設の校舎に引っ越したが、今の生徒達にも自分たちの生活は多くの方の支援の上に成り立っているという事を忘れないでいてほしい。確かに以前のように生活することが難しいかもしれないが常に全国の方々に感謝し、多くの事を中学校で学び、将来復興や、社会に貢献できる大人になってほしい。もちろん私もその一人だ。それが支援してくれた方々への最大の恩返しだと私は思う。困難はもちろんあるが、諦めずに同じ目標に向かって一緒に頑張っていきたい。



私たちの住む筆甫は福島県と隣り合う山里です。
震災直後は放射能が降り、外で遊べなくなりました。
除染をしたり、時間がたって、今は外で遊べます。
これからも鳥の鳴き声や気持ちよい風が毎日流れてくる大好きなひっぽで元気に過ごしたいです。
ぼくの住んでいる筆甫は自然がいっぱいで、動物もたくさんいます。
ぼくは、バードウォッチングが好きなので、これまでいろんな種類の鳥を見てきました。
そんな筆甫の自然の写真が撮りたいです。
全員で16人のぼくの学校ではみんな仲良しです。



震災当時福島の渡利小学校の4年生でした。震災3日後に愛知県にひなんし、今は佐織中学校に通っています。今はまっていることはお父さんからプレゼントされたギターです。コードで曲は弾けるようになりました。とっても楽しいです。



福島から愛知にひなんしてきました。野球でキャプテンをやってます。ポジションはショートです。今年は6位でした。次は金色にしたいです。将来の夢はプロ野球選手になることです。もうすぐ福島にかえると思うとちょっとさびしくなります。

